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2009年05月01日 (金) | 編集 |
監督は『トレインスポッティング』のダニー・ボイル、脚本は『フル・モンティ』のサイモン・ビューフォイ
アカデミー賞8部門を受賞したこともあり、楽しみにしていた作品です。


<ストーリー>
インド・ムンバイのスラムで生まれ育ったジャマール「クイズ$ミリオネア」に出演し、あと1問正解すれば番組史上最高額の2000万ルピーを手にするまで勝ち進みます。
ところが無学なジャマールの快進撃に不正疑惑がかかり、警察に逮捕されます。
厳しい取調べの中、ジャマールはどうやって全ての答えを知りえたのかを語り始めます……。


「ファイナルアンサー?」
なるほど、多くの賞を総なめにしたのも頷けます。
話の構成のうまさに驚きました。
緊張感と熱狂に包まれるクイズ番組のシーン、警察での取調べのシーン、ジャマールの壮絶な半生、これらが一体となって物語を紡いでいきます。
まるで『砂の器』を思わせる構成ですが、この作品の根底にあるのはジャマールとラティカのラブストーリー
何度も離れ離れになるにも関わらず、ジャマールのラティカへの思いが変わらないのがすごいと思いました。

日本でもおなじみの「クイズ$ミリオネア」はもともとイギリスの番組で、世界80カ国以上で放映されている人気番組です。
会場を包む異様なほどの緊張感をビンビン感じたし、インドの”みのさん”の司会ぶりもなかなかでした。
クイズの答えとジャマールの人生経験(トラウマ?)がリンクしている点はやや出来過ぎな気もしますが、アイディアとしては面白かったです。

ジャマールの辿った運命は壮絶極まりなく、先の『砂の器』に出てくる和賀英良に勝るとも劣りません。
母親の死、ラティカとの別れ、悪の道に走る兄サリームと涙なしでは語れないエピソードばかりです。
また、ジャマールの半生を通じて貧富の差、宗教間の対立、児童虐待、裏社会といったインドのダークサイドを見せつけられたような気がします。
かといって悲壮感はあまりなく、特に少年時代のジャマールと兄サリームが貧しいながらも懸命にしたたかに生きる姿はエネルギッシュでした。

インドの映像にもただただ圧倒されました。
眩いばかりのスラム街の映像、スラムを駆け抜ける幼いジャマールたちの疾走感あふれる映像が素晴らしかったです。
エキゾチックな音楽も摩訶不思議なインドの雰囲気を醸し出していたし、ジャマールが幼い頃のスラム街とビルが建ち並ぶ現在との対比も印象的でした。
インド映画風にハジけまくったラストシーンは最高!!!
個人的には、ウ○コまみれになって映画スターからサインをもらうシーンがすごくウケました(爆笑)。

混沌としたインドのパワーを感じたのと同時に、”人生に起こる事は全て必然であって、無駄なことは起こらない”ということをジャマールの人生を通して教えられたように思います。
もちろん娯楽映画としての楽しさや社会派の側面もあり、いろいろな要素が目いっぱい詰め込まれた秀作でした。


今作を観終わって、10年ほど前イギリス映画やインド映画にハマっていた頃を思い出しました。
イギリス映画だと先にも出てきた『トレインスポッティング』や『フル・モンティ』は大好きな作品だし、インド映画では『ムトゥ 踊るマハラジャ』が最高に楽しい映画でした。
興味ある方は是非ご覧下さい。


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